ネコと歯科インプラント

デンタルインプラントメモ(1)

デンタルインプラントとは何か

デンタルインプラントは欠損歯の治療法の一つである。欠損歯治療には他に有床義歯(入れ歯)や架工義歯(ブリッジ)などがあるが、インプラント治療による義歯だけが歯根部にかわるものを有する。このことは、インプラント治療の構造的長所というよりもむしろ従来法の構造的短所というべき点だ。

インプラント義歯を従来法による義歯と比較することにはあまり意味を持たない。むしろインプラント義歯は天然歯と比較してその構造的問題点を考察すべきである。

しばしば問題とされている点は歯根膜の存在だ。現在のインプラント義歯は歯根膜に変わるものを持たない。このことがどの程度問題なのか今一つ判然としない。一応問題点として提起されているものを挙げると、「感染抵抗力が劣る」「衝撃緩和力が劣る」などがある。ただ、どちらも本当にそうなのか良くわからない。

現在行われているインプラントはオッセオインテグレーション現象に基づくものだが、既に淘汰されてしまったチタンブレード方式には疑似歯根膜があったという。といってもこれは、ブレードを排除するために組織が集まってきているだけのもので感染に弱いなどの問題があったらしいが、もしショックアブソーバを求めるだけならその組織を味方につける方向性は本当にないのか。オッセオインテグレーション現象だってただの偶然なのだから。

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