ネコと歯科インプラント

デンタルインプラントメモ(3)

制度難と無責任な噂

デンタルインプラントの最大の泣きどころは今のところ人材難よりも制度難のほうではないか。保険治療が認められていないところがまず一番の課題のように思う。患者の経済的負担そのものも大きすぎるが、それと同じぐらい問題なのは保険が適用されれば価格の基準がよりクリアになるはずのところが、現状として非常に曖昧で透明感のない価格体系になってしまっていることから来る不信感だ。そもそも「保険適用外」という状況もなんとなくアングラ感を感じさせる。さらに一部必ず生じる悪徳医師の存在はつとにアピールされる(当然だ)ため、業界全体のイメージダウンに拍車をかける。

早く保険診療の対象になって、価格体系も透明度の高いものになって欲しい。

しかし、どんなものでもそうだが、一部の心ないものの存在でジャンルを丸ごと否定する考え方を押しつけるのはやめて欲しい。

かつて悪名高い産婦人科医院が連日マスコミを賑わしたことがあったが、「だから産婦人科なんて駄目だ」とか「だから出産なんてしない方がいい」なんて議論は起きなかったはず。デンタルインプラントという目新しいものを受け入れたくない方が、一部の問題をテコにデンタルインプラントそのものを否定するような発言をしているのをわずかながら既に確認している。勘弁して欲しい。

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